こんな夢をみた。

    主に映画やドラマの感想をずるずると綴ってます。

    スポンサーサイト

    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。
    1. --/--/--(--) --:--:--|
    2. スポンサー広告

    DCEUのヴァイラルサイトまとめ

    前にもちょっとやりましたが、ワーナーのDCコミック映画シリーズ、DCEU(DCエクステンデッドユニバース)関連のヴァイラル動画・ヴァイラルサイトのまとめです。自分用にと、今後のシリーズへの期待を込めて。基本的にその映画の登場人物や組織が運営していたり、登場人物が受けたインタビューという設定になっていて、一貫して映画の世界と現実の世界が繋がっているような感じを与える宣伝演出になってて面白いですよ。残念ながら今のところほとんど日本語版が無いのでほぼ全て英語のみになってます。


    「バットマンVSスーパーマン」

    2016年の第50回スーパーボウルで放送されたトルコ航空とのコラボレーションCM。
    ゴッサム・シティ編:ブルース・ウェイン(ベン・アフレック)出演で、ゴッサム観光ならトルコ航空でどうぞ、という内容。
    Fly to Gotham City with Turkish Airlines! Super Bowl TV SPOT (2016)

    メトロポリス編:レックス・ルーサー(ジェシー・アイゼンバーグ)出演で、スーパーマンもいるメトロポリス観光へはトルコ航空でどうぞ、という内容。ストレスボールをにぎにぎしながらの微笑み。
    Fly to Metropolis with Turkish Airlines! Super Bowl TV SPOT (2016)


    皆のレックス・ルーサー関連物です。

    レックスがCEOをしている会社、レックスコープの公式ページ
    https://www.lexcorp.io/
    レックスの公式ツイッターアカウント
    映画の最後を見れば納得ですが公開以降のツイート停止中。
    https://twitter.com/alexanderluthor

    LEX/OS:
    レックスコープが開発した新型オペレーション・システム。神経ネットワークが成長を続けるという革新的な代物(怪しい!)。「OSをより人間的にするために協力して欲しい」ということで、パズルゲームに挑戦できます。隣り合ったパネルを表示される指示の通り、同じ色同士、同じ柄同士、合計で5になるように、と並べ直すゲーム。クリアしていくと、レックスコープの社員証画像がダウンロード可能。ログイン画面に正しい言葉の組み合わせを入れると、宇宙船(映画内に出てきたクリプトンの宇宙船だと思われ)の画像が見れます。クリプトンの宇宙船から得た技術がLEX/OS開発に使われた可能性大。続編への前振りでしょうか・・?
    LEX/OS試運転ページ
    充電端末設置や無料Wi-Fi提供をうたったLEX/OSの発表動画。
    公式アナウンス動画


    レックスが受けたインタビュー記事
    レックスの年齢とか死んだ父親についても言及していたりします。
    WIREDの記事
    Sponsor Content by Warner Bros. Entertainment, Inc. | WIRED
    FORTUNEの記事
    Lex Luthor Jr.: Not Just His Father’s LexCorp - Fortune


    番外編:『ジミー・キンメル ライブ』で放送されたBVSの削除シーン
    ベン・アフレックがゲストの回に残念ながら劇場版でカットになってしまったシーンを持ってきました。そこにはジミー・キンメルといつものあの人も出ていて・・・という設定のネタです。
    Deleted Scene from "Batman v Superman” Starring Jimmy Kimmel


    「スーサイド・スクワッド」

    政府の秘密機関A.R.G.U.S.のページ
    政府のサーバー内という設定です。多分。タスクフォースのメンバーについての内部資料が見れます。「JOKER」と検索するとジョーカーの隠しファイルが出てきます。
    A.R.G.U.S.


    随時増えるかも・・・。

    ▼ブログランキング参加中▼
    スポンサーサイト

    テーマ:洋画 - ジャンル:映画

    1. 2017/01/07(土) 20:20:14|
    2. 映画感想・海外
    3. | トラックバック:0
    4. | コメント:0

    映画感想「スーサイド・スクワッド」



    【あらすじ】
    スーパーマンの死後、新たなる敵の襲来を危惧した政府の高官アマンダ・ウォラーは、特殊部隊タスクフォースXの立ち上げを目論む。そのメンバーは、バットマンやフラッシュの活躍で投獄されたメタヒューマン(超自然的な力を持った人間)を含む犯罪者達。減刑と引き換えに、生死の保証のない危険な任務に当たらせようというのだ。アマンダは、彼らの力だけでなく、考古学者のジューン・ムーン博士に憑りついた邪悪な古代の魔女・エンチャントレスの力も配下に置いて利用しようと提案する。そんな時、地下鉄に謎の怪物が出現。タスクフォースX=通称「スーサイド・スクワッド」(自殺部隊)のメンバー達は、任務の目的もよく知らされないままに、急遽駆り出されるのだが・・。

    【感想】
    DCEU第2弾。という事で、全米公開から色々レビュー見てはいたので、心の準備はできていたんですが、それでも「動動動静動!」とクライマックス手前まで畳み掛けるように「動」の展開なので見るのに体力を消耗しました。元気で寝不足じゃない時に見て欲しいですね。(笑)

    よく言われてますが、序盤の忙し過ぎな展開には確かに問題ありで、私的には、アマンダがそうなるように仕向けたというムーン博士とフラッグの関係性はもう少しじっくり描いても良かったんじゃないかと思いました。そうしていたら最後の部分ももっと感動的なものになったんじゃないかと。

    それとタスクフォース立ち上げの理由が弱いっていうのも言われてますよね。メンバーとして使う予定だったエンチャントレス自体が大問題になるのに、そんな危険性があってもエンチャントレスの力を使いたいという理由が、今不在のスーパーマンの話だからしっくりこないなぁ・・・という。


    頑張ってドゥームズデイを倒した末に死んでしまったスーパーマンの事を「もしスーパーマンが悪さをした場合に」なんて例として持ち出すくらいなら、BvSでレックス・ルーサーがメタヒューマンの危険性を主張していた事や、当のルーサー本人が手段を選ばないやり方でメトロポリスやゴッサムに大きな被害をもたらした事に言及した方が良かったと思うんですよね。鬼司令官のアマンダも目的の為に手段を選ばない非情さにおいては似てるので、二人の違いに言及しても良かったと思うし。インタビューでルーサーが政府のARGUS(アーガス)に言及する部分があったりとか、そういうネタを仕込んどきながらなぜ使わないのか、というモヤモヤはありました。


    BvSでレックスの要求をすんなり飲んでしまう謎の素直さを発揮するオジサン議員の描写なんかもありましたが、スクワッド立ち上げの理由の部分でもってレックスと政府の「BvS事件」までのツーカーな関係について説明したりとか、BvSの後フォローに使ったりもできたと思うんですけどね。

    というかまぁ、ジェシーファンとしては出番が無くてちょっとがっかりしたんですよ・・・(笑)


    残念ながら今回はレックスとジョーカーが共演する機会も無く、居場所的に次回作でも会いそうにないですけど、気になるところとして、ジョーカーがストリップクラブのシーンで、小説「ロリータ」から引用した台詞を言う所があって、(※「我が腰の炎、ハーレェェイ・クィイン!」)BvSではレックスも同じ小説から引用してたんですよね。最近のバットマン系の映画では割と重要な場面で「○○はどこだ?」(" Where ...?")っていう台詞が出て来るというのがお約束的になってますが、もしかすると悪役に必ずロリータの引用を言わせる、も恒例になるのかも・・?


    エンチャントレスの目的は最近のDC映画の悪役では珍しく人類を滅ぼして世界征服をしてやると、潔いくらいはっきりしてますが、かつては人々に崇拝されていたらしいという説明がサラッとされるだけなのでヴィランの親玉としての存在感にはちょっと欠けます。異様な出で立ちとクネクネした動きでヴィジュアルのインパクトは大だったので、存在感は「X-MEN:アポカリプス」のアポカリプスさんのちょっと上くらいかなという感じ(私調べ)。中ボス級と思えばこれはこれで丁度良いと思いましたが、あの儀式(?)が具体的に何なのかも気になりました。


    良い所としては、当初謎のままにされる任務の目的が分かる部分は「おっ」と思わされました。

    俳優達はそれぞれ個性的な悪役キャラクター達を生き生きと演じてますが、皆人間臭くて憎めない奴らです。レックス・ルーサーや考えの読めないジョーカーが別格なら、スクワッドのメンバーはこれくらいで、皆キャラも立っていて良いんじゃないかな・・?ハーレイの複雑な人間性が垣間見えて、階段でのデッドショットとのやり取りと、バーでディアブロに対して怒りを露にするシーンは、マーゴット・ロビーの力もあって、見事だなと思いました。バーのシーンはディアブロとブーメランも良いんですが、ブーメランはかなり良い奴っぽく、いつの間にか皆勤賞になりそうな今回も登場のフラッシュ(エズラ・ミラー)に捕まる場面なんかも小悪党という感じで良いです。因みにあのシーン、フラッシュの部分はスナイダー監督の撮ったもんらしいです。

    実写作品では初登場のハーレイとジョーカーのカップルでしたが、明らかに実際にいたらお近づきになってはいけない狂ったヤバイ奴らなのに凄く魅力的でした。ハーレイの事を大切にしてるのかしてないのか、行動が読めないジョーカーは、登場時間は短いですが、強烈な印象で記憶に残ります。ラストも嬉しくなってしまったんですけど良いんでしょうか・・?(笑)コミックの混沌とした世界から飛び出して来たような人間臭いけどメチャクチャなキャラクター達がヴィジュアルも含めてとても魅力的です。


    使われてる音楽についてちょっと気付いた事なんですが、幾つかサントラに入ってない曲、サントラに入ってて本編では使われてない曲がありました。サントラはイメージアルバムみたいな感じになってますね。ボヘミアン・ラプソディーは原曲のクイーンのものでした。

    映画全体のトーンはこれでもかと鳴りまくる曲と畳みかけるかのような展開で騒がしい感じになってますが、夜のシーンが多くて色調も暗めで、当初はどういう出来上がりを目指していたのかなぁというのは気になりました。今回もエクステンデッド・カット版が出るようなので、ちくしょうって感じはしますが(笑)、もう観るしかないですね・・。


    最後のあれ的にメタヒューマンの情報をアマンダから頂戴したブルースが、それを参考にしつつ本格的にジャスティスリーグの仲間を探しに行こうとするって事ですよね。エンドロールが最後星空になるのはスーパーマン世界と繋がりが感じられてグッドでした。




    【スーサイド・スクワッド】
    原題:SUICIDE SQUAD
    2016年 アメリカ
    配給:ワーナー

    監督・脚本:デヴィッド・エアー
    原作:DCコミックスのキャラクターに基づく
    制作総指揮:ザック・スナイダー、ジェフ・ジョンズ他
    音楽:スティーヴン・プライス


    出演:
    デッドショット:ウィル・スミス
    ハーレイ・クイン:マーゴット・ロビー
    アマンダ・ウォラー:ヴィオラ・デイビス
    リック・フラッグ:ヨエル・キナマン
    エンチャントレス:カーラ・デルヴィーニュ
    キャプテン・ブーメラン:ジェイ・コートニー
    エル・ディアブロ:ジェイ・ヘルナンデス
    キラー・クロック:アドウェール・アキノエ=アグバエ
    カタナ:福原かれん
    ジョーカー:ジャレッド・レト


    ブログランキング参加中です▽

    テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

    1. 2016/10/13(木) 01:14:10|
    2. 映画感想・海外
    3. | トラックバック:0
    4. | コメント:0

    映画感想「バットマン VS スーパーマン ジャスティスの誕生」



    【あらすじ】
    崩壊したクリプトン星の生き残りであるスーパーマン/クラーク・ケント。彼は壮絶な戦いの果て、地球をクリプトン星に造り変えてしまおうと目論んだ同族のゾッド将軍を打ち倒した。しかし超人同士の戦いの舞台となった都市の被害はあまりに甚大で、世間ではスーパーマンを糾弾する声が上がり始めた。正体を隠しながらバットマンとしてゴッサム・シティを守護するブルース・ウェインも、スーパーマンの力を脅威と捉えていた。一方でクラークも、悪人に対して容赦ない制裁を加えるバットマンのやり方に疑問を抱いており、二人は対立していく。クラークの恋人で同僚の記者ロイスは、アフリカでのテロ組織取材中に間一髪の所をスーパーマンに救われる。しかしその時のスーパーマンの行いもバッシングの対象になり、彼女は恋人のため、アフリカで使われた謎の銃弾の出所を突き止めようとするが、そこで浮上してきたのが大企業のレックスコープ。CEOのレックスは脅威への備えを訴えて政府に取り入ろうと不穏な動きを見せていた。

    【感想】
    ダークでシリアスでアクション満載なスーパーマン映画「マン・オブ・スティール」の続編で、DCコミックのキャラクター達が同一世界で活躍する映画作品群DCEU(=DCエクステンデッド・ユニバース)の開幕作品でもあるのがこの映画。世界的にほぼ同日公開で期待値が高まっていたこともあり、賛否両論になってますが・・、ドМ系映画ファンの私の感想としては、確かに駄目な部分もあるけど、それ以上に好きな部分もあるので嫌いになれないし・・好き・・!という感じでした。

    因みにこの映画見る前の私のDCコミック知識(バートン版「バットマン」、「フォーエバー」、「バットマン&ロビン」、「ダークナイト」三部作、「スーパーマン・リターンズ」、「マン・オブ・スティール」鑑賞済み。出て来ると言われてたキャラについては事前にググっていてどんなキャラなのか多少は知ってました)


    バットマンやスーパーマンの棚引くマント、バットマンのアーマースーツなど、CGの完成度の高さは相変わらずです。前作の超人同士の超速バトルシーンはゲームっぽくて好きじゃなかったんですが、今回は真人間のバットマンが参戦した事で、少々もっさり気味な位に生身のぶつかり合いの感じが出てたのは良かったかなと思います。前作のクライマックスのバトルをブルースの視点で見た序盤のシーンは迫力満点で、意図的なのか9.11テロ事件の光景を想起させますが、実際の事件を見ているような臨場感は圧巻です。


    新バットマンのベン・アフレックと新アルフレッドのジェレミー・アイアンズはどっちも良かったですね。「ダークナイト」は好きですが、バットマンと執事のコンビとしてはこの組み合わせの方が好きかも。ちょっと頭に血が昇り気味のブルースですが、スーツ姿は普段のベンアフよりナイスミドルに見えるし、人間味があって良かった。どっちかというとクリスチャン・ベールより、マイケル・キートンのブルースに近い感じでしょうか?歴代最年長のブルース(ベンアフの実年齢43より高い設定らしいので40後半から50代?)に比べてアルフレッド役のジェレミーはこれまでよりちょっと若く見える(66歳。マイケル・ケインは「ビギンズ」の時73歳だった)ので、年齢差が小さく今までより相棒っぽい感じ。親密な感じでやり取りも面白いです。


    難点は情報量が多くて展開が早い事だと思います。全体に散りばめられた謎解き的な要素について、鑑賞者に推察させた後の念押しだったり答えを明かしたりする描写が少なくてあんまり上手くない感じなので、ちゃんと見てればこうなんだろうなというのは分かるんですが、この解釈で合ってるのかなぁ・・と一抹のモヤモヤ感が残ってしまうかも。話その物は面白いんですけど、繋がりが分かり難いという感じでしょうか?ブルースの悪夢やレックスコープから盗み出した映像も、この映画の本筋にも影響を与えているのは確かなんですけど、ブルース本人がそれを見て率直にどう思った、というのが無いので、単に次回作や個々のキャラクター単体作品を見てもらう為の前ふりに見えてしまうのかなぁ・・と。あとクラークが踏んだり蹴ったりであんまりにも可哀想かと・・。

    分かり辛さと言うと、公聴会爆破シーンとバットマンによるレックスコープ襲撃事後シーンの繋げ方なんかは特にそうで、この場面だとブルースが元社員の書類を返送していたのがレックスによる成りすましだった事実に気付いたように見えるので、「ブルースが爆破がレックスの仕業だと気付き報復としてレックスコープを襲撃しに行った」ようにも見えるんですが、結局ブルースはスーパーマンを半殺しに追い詰めて初めて彼ががわざわざ会いに来たのがレックスの差し金だった事に気付いたので、成りすましにも全然気づいてなかったんです。

    ただ、アフリカで結局何があったか全然分からなくなってるのとか、最後レックスが何のことを喋っていたのかについて分からなくなってしまっているのは、R指定回避の為の30分削除のせいと言えそうなので、その30分程度が復活すれば印象が変わるかもしれません。
    ※映画の封切後に公開された削除シーン⇒Youtube " Communion "


    ・・・

    「親」にまつわるコンプレックスを抱えたバットマンとスーパーマンと悪役のレックスという三人。スーパーマンとバットマンの母親がたまたま両者ともに名前が『マーサ』で、それが二人の和解の切っ掛けになる事自体はエモーショナルで良かったと思いました。ただその後で交わされたであろう会話をもっと聞きたかったのと、レックスとクラークよりも年上で経験もあるはずのブルースについては、相手の言い分も聞けないほど思いつめていく過程をもっと分かりやすくやってくれた方が良かったのかなと思います。例えば、過去に起こったであろうジョーカーやロビンについての苦い記憶を思い出すシーンも入れるとか・・。


    で、ちょっとくどい位ある夢や幻のシーン。一番印象に残るのは、バットマンが砂漠で戦う悪夢シーンとその後の早く来すぎた男(エズラ・ミラー演じるフラッシュ)からの警告の部分だと思いますが、「冒頭のバットマンの幼少期の回想」、「母マーサの墓から怪物が飛び出す夢」、「亡くなった父ジョナサンの幻影とクラークの雪山での対話」も夢幻の場面に含めて良いんじゃないかと思います。

    この夢と現実の区別が分からなくなりそうな見せ方の意図するところは、例の『砂漠の悪夢シーン』を沢山ある他の夢や幻の中に紛れ込ませて、「悪夢みたいに見えたけど、本当はブルースの仲間フラッシュが未来からの警告をする為に過去に干渉してブルースに未来の現実(?)を見せたシーンだった」という事を、次回作のジャスティス・リーグを観て初めて理解できる、というサプライズ効果を狙った演出なのだと思われます・・。悪夢シーン自体が長いしもう少しあっさりしていて欲しかったですけど、やりたいこと自体は何となく分かります。

    必死なフラッシュが残していった迷言。
    " Am I too soon ? I'm too soon !! " (僕は早く来すぎた?早く来すぎた!!)





    【レックス・ルーサーの言動を考察してみるコーナー】
    この映画の若くてチャーミングでハゲてないレックス・ルーサーは、同名の父親から会社を引き継いだ息子のレックスJr. という設定。本人が受けた仮想インタビュー記事や本編中の台詞によると、父親は東ドイツからの移民で最初は貧しく、石油化学や重機工業を扱う会社としてレックスコープを起こして成功したが、2000年に死去。それから息子の彼が会社を継ぎ、IT企業に転換してさらに会社を拡大、若くして成功を収めている、となってます。

    ジェシーは普段の特徴的な口調ではなくて、声色も高く感情の起伏も激しい人物としてレックスを演じています。ほの暗い背景設定も相まって、スーパーマンの敵でありながらゴッサムシティに居そうなタイプ・・・。なので堂々としたハゲの壮年男性というイメージに慣れ親しんだ原作ファンからはいろいろ言われていたりするようですが、設定の時点でかなり独自色の強いキャラになっている気がするし、ジェシーの演技を観ているのは面白かったので、もうDCEUのオリジナル・レックスとしてこれはこれで有りなんじゃないでしょうか。

    レックスがスーパーマンに敵対する理由は、父親から虐待を受けていた時に誰も救ってくれなかった経験から、「全能の神は善良でなく、善良な神は全能ではない」と悟り、自分を助けなかった全能なはずの神とスーパーマンは同じ様なものだとして怒りを抱いているから。スーパーマンにバットマンの首を持って来いと言ったのも、スーパーマンが善良ではない事の証明になる。若しくは、善良なスーパーマンが何もできない事を証明するつもりだったかも。どっちにしてもレックスが正しい事になる二択・・。レックスが怪物ドゥームズデイを作り出してしまうのも印象的で、原作コミックでは初期に描かれていた『スーパーマンを逆恨みする同年代のマッドサイエンティスト』の設定に悪徳企業家の設定を組み合わせたひねった設定になってます。

    " You flew too close to the sun "
    ただレックスはスーパーマンと神を混同して訳が分からなくなってるという訳でもないんです。スーパーマンと同族のゾッド将軍の死体を前に、太陽の力でクリプトン星人が凄い力を発揮するのを踏まえて、太陽に近付き過ぎて墜落したイカロスの例えをしてゾッド将軍を憐れんでいますが、イカロスは人間です。クラーク・ケントが地球育ちなのも知っているし、神ではなくただの異星人なのも分かってるんですよね。自分でも矛盾している事に気付いているから、動揺が態度に出ちゃうんでしょうか。

    虐待は辛かったに違いですが、部屋をそのままにしている事や父の事を嬉し気に語る様子などからして彼は父親を心底憎んでいたわけじゃなさそうで、むしろ敬愛していた父親から暴力を受けたという矛盾が彼を狂気に走らせる原因になってそうです。彼は力で抑えつけられる事を嫌いながら、自らも暴力に頼っています。

    パーティーのスピーチでレックスは、「本は知識、知識は力だ」と言った後で、" The bittersweet pain among men is the knowledge with no power because that is PARADOXICAL " (人にとってのほろ苦い痛みは知識に力が伴わない事、それは矛盾しているから)と言ってます。知識は力なのに、知識に力が伴わない事は矛盾していると。優れた頭脳を持っていても、力で敵わずに父の暴力から逃げられなかった事を念頭にした発言だと思われます・・。スーパーマンと対峙するシーンでは、父親の暴力について、" daddy's fist and abominations " (父の拳と凄く嫌な事)と含みのある言い方をしてます。直前のロイスに言っていた何気ない小説「ロリータ」からの引用も、流れ的にやはり虐待の内容を示唆しているような気もします。設定では2015年のインタビュー時点でレックスは31歳、2000年の父親死去時には16歳だった事になりますが、もしかすると、父親の虐待に耐えかねた彼は父を殺害してしまったのかもしれません・・というかそんな気がします。

    スーパーマンの力に敵対したレックスは、スーパーマン以上にスーパーな力を持っていそうな「彼」については敵対するのか協力するつもりなのか・・?気になるところです。

    ・・・

    駄目な所もありますが、警官に見つかった時の壁に張り付いたバットマンの爬虫類過ぎる動き。バットポッドでの怒りの帰宅シーン。謎が多過ぎるけどカッコ良過ぎるワンダーウーマンさん。ハンス・ジマーとジャンキーXLによる音楽。等々の良い所も混在した憎めない映画になっております。(笑)


    ディレクターズカット版↓

    バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 アルティメット・エディション ブルーレイセット(初回仕様/2枚組) [Blu-ray]





    ▽バイラル宣伝集:

    トルコ航空とのコラボ
    ブルース出演⇒ゴッサムシティ編
    レックス出演⇒メトロポリス編

    レックスコープの公式ページ⇒https://www.lexcorp.io/
    レックスの公式ツイッターアカウント⇒https://twitter.com/alexanderluthor

    レックスコープが開発した次世代型OSソフト「レックスOS」:
    その物がネットワークで繋がっていて成長を続けるという物っぽい。スパイク・ジョーンズ監督の「her」に出てきたサマンサみたいな感じ?
    公式アナウンス動画
    LEX/OS試運転ページ・・・ミニゲームができます。基本的に隣り合ったパネルを指示通りに並べればクリア。

    レックスが受けたインタビュー記事
    WIRED誌
    FORTUNE誌

    こう並べると異様に力が入ってるレックス関連。




    【作品ノート】
    「バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生」
    原題:BATMAN V SUPERMAN DAWN OF JUSTICE
    2016年 アメリカ
    配給:ワーナー

    監督:ザック・スナイダー
    脚本:デビッド・S・ゴイヤー、クリス・テリオ
    原案:ボブ・ケイン『バットマン』、ジェリー・シーゲル『スーパーマン』
    制作:クリストファー・ノーラン
    音楽:ハンス・ジマー、ジャンキーXL


    出演:
    クラーク・ケント/スーパーマン:ヘンリー・カヴィル
    ブルース・ウェイン/バットマン:ベン・アフレック
    ロイス・レイン:エイミー・アダムス
    レックス・ルーサー:ジェシー・アイゼンバーグ
    マーサ・ケント:ダイアン・レイン



    ブログランキング参加中

    テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

    1. 2016/05/22(日) 00:44:45|
    2. 映画感想・海外
    3. | トラックバック:0
    4. | コメント:0

    映画試写感想「ピクセル」


    試写会行ってきました。3D/日本語版で鑑賞。

    【あらすじ】
    1982年、NASAはロケットと一緒に、地球の文化情報を記録した電波を宇宙に向けて放った。その中には、その年に行われたアーケードゲームの全米チャンピオン大会の記録も入っていた。しかし現代、地球から送られた情報を自分達への宣戦布告と勘違いした宇宙人達は、82年のアケードゲームの内容そっくりに姿を変えて、地球に攻撃を仕掛けてきた。そこで召集されたのが、当時大会に出た優秀者達。今や中年となった彼ら「アーケーダーズ」は地球を救う事が出来るのか?

    ・・・・
    という訳で、試写行ってきました。
    3Dだからまたしても眼鏡オン眼鏡で。

    軽い気持ちで見られるSFコメディ映画です。お隣に座ってた中学か高校生カップルがすごい楽しそうに見ておりましたね。随所に散りばめられたアメリカンな笑い所の数々が分かれば更に面白いと思います。

    スカーレット・ヨハンソンかケイティ・ペリーかという、オジサン達が若い女性芸能人で誰が一番好きかという話をしてるのとか、命をかけたゲーム勝負に参戦する交換条件が、マーサ・スチュアート(カリスマ主婦)とセリーナ・ウィリアムズ(プロテニスプレイヤー)とのデートという、妙なチョイスの面白さとか笑えます。しかもその二人は本人のカメオ出演だし。ゲーム内のキャラクターであるリサと、電子の彼女に恋い焦がれ続けて来たいかにもギークな男ラドローが何故か出会った瞬間熱烈な恋に落ちてしまうシーンは、何でじゃとツッコミを入れずにはいられません。

    宇宙人達は勝手に勘違いして攻撃を仕掛けてきますが、ゲームのルールを律儀に守り、チートコード(※ゲームの動作異常などを利用してズルをする為のコード)を使ったメンバーがいた事に怒ります。そんなに悪い奴らじゃない気がしますね。噛まれちゃいますが(笑)ゲームと言えば日本発の物が多いので「パックマン」生みの親の岩谷教授が登場するのもニンマリです。あ・・、彼は本人じゃなく俳優のデニス・アキヤマさんです。

    メンバーの内一人が大統領になっていて、友達を軽々しくホワイトハウス内に呼び寄せちゃう所からアーケーダーズが結成される感じなので、そこもおいおい・・という笑い所なんですが、切迫感はそんなにありません。主人公とヒロインの関係性も軽ーく描かれています。演じた役がよく死ぬなんて言われてるショーン・ビーンも・・。でも、あのゲームのキャラクターたちが現実世界に飛び出してくるってだけで楽しいんですよね。Qバート家にも欲しいし。

    詳しい人ならどれがどのゲームのキャラか分かって面白いと思います。

    CGが美しく良くできていて飛び出してくる演出も面白いので、3Dでの鑑賞がおすすめです。最初のシーンとエンドロールのゲーム画面の様な感じでスタッフ紹介が出て来る演出が特にって感じですが、良くできてて、エドガー・ライト監督の「スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団」辺りに影響受けているのかなという感じもします。


    で、これは日本語吹き替え版だけについてって事になりますが、主人公の吹き替えを柳沢慎吾さんが担当されてます。専業声優じゃない方の吹き替えだと、違和感があることも多いですが、私は上手にされてる方だと思いました。意外に違和感なく意外に上手いじゃんという感じで、テッドの有吉さん級?神谷明さんの吹き替えも、アドリブなのかちゃんと台本にあったのか、中の人ネタで笑わせてもらいました。ほんとに良いお声なんですが、「北斗の拳」とか「シティ・ハンター」を見た事があるとニヤッとできるような聞き覚えのある台詞が盛り込まれていて、笑えます。

    日本公開日は9月12日!




    【作品ノート】
    「ピクセル」
    原題:PIXELS
    2015年 アメリカ
    配給:ソニー・ピクチャーズ

    監督:クリス・コロンバス
    脚本:ティム・ハーリヒー、ティモシー・ダウリング
    原作:パトリック・ジャン『ピクセル』
    音楽:ヘンリー・ジャックマン
    日本版主題歌:三戸なつめ『8ビットボーイ』

    出演:
    ブレナー:アダム・サンドラ―(柳沢慎吾)
    クーパー:ケヴィン・ジェームズ
    ヴァイオレット:ミシェル・モナハン(本田貴子)
    エディー:ピーター・ディンクレイジ(神谷明)
    ラドロー:ジョシュ・ガッド
    マッティー:マット・リンツ



    ブログランキング参加中

    テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

    1. 2015/08/30(日) 19:56:43|
    2. 映画感想・海外
    3. | トラックバック:0
    4. | コメント:0
    次のページ
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。