こんな夢をみた。

    主に映画やドラマの感想をずるずると綴ってます。

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    映画感想「アメイジング・スパイダーマン 2」

    画像
    【あらすじ】
    高校の卒業式の日、オズコープ社の管理する輸送車が襲われる事件が発生。スパイダーマン/ピーター(アンドリュー・ガーフィールド)は犯人確保に協力する途中で、電気技師のマックス(ジェイミー・フォックス)という男を助ける。ピーターは大学生になるが、亡きグウェンの父との約束を守る為、彼女とは微妙な関係に。オズコープ社では、現トップのノーマン・オズボーンが死去。彼の一人息子でピーターとは友人のハリー(デイン・デハーン)が若くしてその後継者となった。だが、彼自身もまた父の命を奪ったのと同じ病を発症しており、重役達との間には軋轢がある。心配したピーターは彼の元を訪ね、束の間、会わなかった8年間の事や悩みを語り合った。
    スパイダーマンに助けられて以来その大ファンになっていたマックスは、不幸にも自身の誕生日に事故で実験用電気ウナギの水槽に落下。電気を自在に操る怪人『エレクトロ』になってしまった彼は、行き違いからスパイダーマンと敵対する。一方、病の進行の早さに焦ったハリーは、父親に託された情報から、かつてオズコープ社で開発された蜘蛛の治癒力に望みを抱き、スパイダーマンの写真を撮っていたピーターに「彼の血が欲しい」と懇願。しかし、コナーズ博士がトカゲの怪物と化した一件から友人の身を案じたピーターは、この願いを聞き入れる事ができない。思い悩むピーターだったが、父親の遺品が鍵となり両親の失踪の真実の一端を知る。そしてグウェン(エマ・ストーン)を諦めないと決めたピーターは、彼女に思いを告げる。丁度そんな時、ニューヨークの街から電気が消え始め・・・


    【感想】
    美しいCGと迫力のアクション、軽口をたたく原作に近いスパイダーマンのコミカルなキャラクター性を描きつつも、ストーリーはシリアス路線で心理劇の比重が高め。エレクトロの誕生をオズコープの社内政争と絡めて、ハリーの転落、狂気の逆襲と進んでいく。ピーターの『若さ』であったり、ハリーの微妙に危うい人間性だったり、心理描写が上手いです。


    一番感動したのは冒頭のピーターの両親のシーンだったりします。親の想いに目頭が熱くなりました。
    たびたび現れる父ステイシーの幻影(デニス・ライリー)の演出が良いです。ピーターは今は亡き彼の言葉に従いたいとも思いながら、別れる事もできません。彼女を命の危険にさらし失ってしまうのか、恋人関係を解消して別れるか。
    キルスティン・ダンストが演じた前シリーズのヒロインMJが揺れ動く女性として描かれていたのも印象的でしたが、グウェンは美人で頭脳明晰、意志が強く、自分を一途に愛してくれ、スパイダーマンとしての活動も理解して支えてくれるという、できすぎ彼女。

    ピーターの出した答えは「考えるのはもう止めた」、「僕もイギリスに行く」と、いっぱいいっぱい。英国でもスパイダーマンとして活動できるというのは本気なのか冗談半分なのか、スパイダーマンを捨てる事でグウェンと共に普通の生活をする事を希望しつつも、まだどこか煮え切らない感じでしょうか。エレクトロが暴れていると察知して、張り切って向かう。この時グウェンも乗り気で・・、やはり二人は希望に満ちて勇敢でありつつ、無鉄砲です。

    マックスがエレクトロ化するきっかけが不憫だし、ハリーがグウェンに言った「ピーターには君が必要」と背中を押した言葉に悪意は無かったし、グウェンが勇敢にもピーターを助けるためにあの場に来てしまったのは彼女自身の意志で、ピーターもハリーを思うがゆえに断ったのであって・・。悪気が無いのにどういう訳か、悪い方向に向かって事態が進んでいくのはスパイダーマンであるが故の悲劇か。マックスの心に響いたのがハリーの「君が必要だ」って言葉なのもなんだか切ない。父リチャードの奮闘の甲斐無く、親の世代のノーマンとリチャードの因縁が子のハリーとピーターに及んでしまう宿命が悲しい。


    主演のガーフィールド君は声が良いです。 "Yo Sparkles ! "
    お人好しで悪いやつじゃないけど、沢山の問題を一人で抱え込める程強くもないピーター。一作目より筋肉がしっかりついてる気がしたのが◎。説得力が増しました。実生活でも俳優カップルというだけあってグウェンとピーターの実に幸せそうなデート場面。甘甘です。

    音楽はハンス・ジマーとミュージシャン軍団「ザ・マグニフィセント・シックス(ジョニー・マー、ファレル・ウィリアムス他)」 によるもの。Mr.ジマーなだけあって、『ダークナイト』のサントラに近い雰囲気がありますが、電気を操る敵にちなんだエレクトロ調でクールに決まってます。スパイダーマン登場のファンファーレ部分が派手。

    今回はバトルの相手としてはジェイミー・フォックス演じるエレクトロがメイン(変身前のマックスの脂ぎったバーコード頭が哀愁を帯びています)で、私の中の少年心に、これならマグニートーと良い勝負できるんじゃない?!むしろ、相性悪い?と想像が膨らんでしまった事はさておいて、エレクトロを煽動した黒幕とも言えるのはピーターの友人であるハリーです。前シリーズではジェームズ・フランコが演じた役柄を、今回は『クロニクル』のデイン・デハーンが演じてます。体格も良くて爽やかな男前だったフランコ版ハリーと比べると、憂鬱そうな線の細いデハーン版は、ウィレム・デフォー演じた宿敵グリーン・ゴブリンの役回りも担っていて大きくイメチェンしています。


    今作でのハリーは『Rーウイルス増殖異常』(英語名聞き取れず)という謎の遺伝病に侵されている設定。その病気は、今シリーズでは映像としてはほとんど出てこないノーマン(演者はクリス・クーパー)の様子からするに、醜い緑色のただれが全身に広がり、手指の爪が動物のように鋭く伸び、身体の自由が利かなくなって最終的には衰弱して死ぬ、というものらしい。正に「グリーン・ゴブリン」の姿になって死に至る奇病。二十歳そこそこと若い彼は、この病に対する焦りと社内での孤立に追い詰められた挙げ句に陥れられ、向こう見ずな反撃に出て会社とピーター、自らの身にとっても惨事を招いてしまう。

    ノーマンの台詞からすると、〈自分がここまで生き長らえたのは研究の賜物であり何もしないとハリーは早死にする。〉という事のようですが、何せ初登場から悪堕ちまでを今作の中で描いているのでハリーが不必要に焦り過ぎているように見えてしまうのが少し惜しい。

    それでも、デイン・デハーンの演技が凄く良いのと心理描写がよくできているので、そんな駆け足も大して気になるものではないです。「父親と同じに醜い姿で死ぬだろう。だが、お前が父と違うのは、お前が死んでも誰も悲しまない」とまで言うメンケンは冷酷で最低だけど、昔からハリーを知っていそうな感じもあり、危険性を感じ取っていたからこその態度のような気もする・・。なんだかんだで命は助かりましたね。

    レオナルド・ディカプリオの若い時に似てると言われているデハーン君ですが、思うにどっちかと言うともっと鋭い顔付きで個性的なほう。この映画では彼がより病的に美形に映るように撮られてる印象で、多分演じてる本人も自覚していそうな、天使のような悪魔的スマイルです。それだけに終盤の姿との落差が引き立ち、素顔が残っているのに歯が真っ黒で、身体にただれや傷が見えるのが何とも痛々しく哀れです。
    舌舐めずりしながら唸るという・・
    さすがにスパイダーマンも軽口を言えない。


    予告編の印象と本編の内容が違うとよく指摘されてる作品ですが、CMの製作会社と映画製作者達とは別なので、それで映画の評価を下げてしまうのは勿体ないなぁと思います。それと、予告編完成後も編集作業が続いたらしく、本編で使われてないシーンが予告編に入ってたりします。(「オズコープ社がピーターを監視していた」というハリーの台詞とピーターの反応、謎の男の「ピーター・パーカー、我々には君のための計画がある」という台詞が本編には無い。〈ピーターが監視されていた事実と本人がそれを知る〉という流れが本編からは無くなってます。)


    ハリーが綺麗に戻ってて良かった!
    登場人物も揃ってきたので、次回は謎の男の正体が分かりそう・・?


    電気ウナギ:オズコープの事だから遺伝子操作されたウナギに違いない(?)

    カフカ博士:妙に印象に残るくどさだったので誰だと思ったら『リンカーン/秘密の書』のマートン・ソーカスでした。次回作にも出て欲しい。


    エンドロールに出てくるCGアートは、次回作に登場予定の悪役集団「シニスター・シックス」のメンバーのヒントになっているらしい。

    同じくエンドロールに割り込む形で『X-MEN フューチャー&パスト』の宣伝映像が入ってますが、ウェブ監督がソニーより先に契約を交わしていた20世紀フォックスとの間の約束を果たしたもので、プロデューサーのアラドさんによれば、他作品とのコラボの予定は無いそうです。
    にしても上映前と合わせて3回もX-MENの宣伝とは・・。


    THE AMAZING SPIDER-MAN 2 - Official Movie Clip #5 (2014) [HD](スペイン語字幕、英語音声)
    Alicia Keys Feat. Kendrick Lamar "IT'S ON AGAIN" ーVEVOー




    【作品ノート】
    「アメイジング・スパイダーマン2」
    原題 THE AMAZING SPIDER MAN 2
    2014年 アメリカ
    配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

    監督:マーク・ウェブ
    原作:スタン・リー
    原案:ジェームズ・ヴァンダービルド
    脚本:ジェフ・ピンクナー、アレックス・カーツマン、ロベルト・オーチー
    制作:アヴィ・アラド、マシュー・トルマック
    音楽:ハンス・ジマー、ザ・マグニフィセント・シックス
    主題歌:アリシア・キーズ Feat. ケンドリック・ラマー『イッツ・オン・アゲイン』

    出演[日本語吹き替え]:
    ピーター・パーカー/スパイダーマン(アンドリュー・ガーフィールド)[前野智昭]
    グウェン・ステイシー(エマ・ストーン)[本名陽子]
    マックス・ディロン/エレクトロ(ジェイミー・フォックス)[中村獅童]
    ハリー・オズボーン(デイン・デハーン)[石田彰]
    ドナルド・メンケン(コルム・フィオール)[家中宏]
    メイ・パーカー(サリー・フィールド)[一龍斎春水]
    アレクセイ・シツェビッチ/ライノ(ポール・ジアマッティ)[楠見尚己]


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    テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

    1. 2014/05/22(木) 18:24:24|
    2. 映画感想・海外
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    アメスパ2見てきました!

    あ~、GWですね。
    上映時間ぎりぎりに映画館着いたら席が最前列しか空いてなくて、仕方なく日を改めて見に行ってきました。
    ムビチケではない普通の紙の前売り券だったので、前以て席が取れなかったんです。

    で、やっぱり3D眼鏡オン視力矯正眼鏡がきつかったです。ずり落ちてきてしまって。自らの鼻の低さを恨みます。(笑)
    それと残念なのが私の行った劇場では上映スクリーンが小さ過ぎました。一番デカイスクリーンでやってたのは『テルマエ・ロマエ2』。
    うーん、笑えるとは思うんですが・・
    何もスパイダーマンよりデカいスクリーン使うことないのにぃ。

    本編の方は、ピーターとグウェンの恋愛あり、サスペンス仕立てのドラマありで面白いストーリーになってます。
    早めに感想もあげれるようにします。

    テーマ:映画館で観た映画 - ジャンル:映画

    1. 2014/05/02(金) 02:06:05|
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