こんな夢をみた。

    主に映画やドラマの感想をずるずると綴ってます。

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    本感想「七つの死者の囁き」有栖川有栖、他

    「七つの死者の囁き」
    著:有栖川有栖、道尾秀介、石田衣良、鈴木光司、吉来駿作、小路幸也、恒川光太郎
    新潮文庫刊
    2008年12月初版


    【紹介】
    カバー裏より「~恐怖と憂愁を纏った七つの死者たちの物語。文庫オリジナル。」ということなんですけど、どっちかと言えばどのお話も恐怖よりも憂愁寄りです。


    【感想】
    『心霊現象にまつわる不思議なお話集』というような方がしっくりくるかも。
    短編集でテーマに沿った色々な作家さんのお話が読めるので、作家さんたちの作風を知るのに良いです。

    石田衣良さんの「話し石」と小路幸也さんの「最後から二番目の恋」が私的に良かったなと。前者は『話し石』という音を録音したり再生したりできる不思議な石を採集する男の話。ページ数も一番少なくて短い話です。主人公の男は石を集めて自殺した親友本人に死の真相を聞く、という願いを叶えます。取りようによっては友人の霊が男のことを陥れようとしていると取れなくもなく、もしかすると作者も思わせぶりに書いているのかも知れないですが、たぶんこれは意味が分かると怖い話に見せかけた純粋にいい話なのだろうと思います。
    後者は同名のテレビドラマが放送されていましたけど、これとは無関係のようです。夢を見せてくれるバクのちょっといい話。

    一番ホラー色が強めに感じたのは、映画が有名な『リング』の鈴木光司さんの「熱帯夜」。人物二人のうち女性の方の視点の妄想の描写が不気味。浴室のスポンジが「ナマコのように這い回っているかもしれない」とか、二人が見詰め合っているのを「パイプで繋がっている」とか特徴的な言い回しが頭に残ります。


    七つの死者の囁き (新潮文庫)_amazon.co.jp
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    テーマ:読書 - ジャンル:小説・文学

    1. 2012/04/11(水) 01:25:45|
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