こんな夢をみた。

    主に映画やドラマの感想をずるずると綴ってます。

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    映画感想「ビッグ・フィッシュ」




    自分が若かった頃からの色々なことを人に語って聞かせるのが好きな父。
    気さくな人柄で誰からも愛されている。

    だが、成長した息子のウィルにはあまりに誇張された父の話は子供騙しの作り話にしか思えなくなってくる。
    息子が成長しても嘘のような話の内容は変わることがなく、いつしか父の御伽噺が鬱陶しくなり、父の人柄も信用できなくなった。
    大事な結婚式の席(奥さん役は『エディット・ピアフ』のマリオン・コティヤール)で
    お得意の『御伽噺』を始めた父に息子の怒りは爆発し、それ以来親子は疎遠になっていた。

    ある日そんな父が倒れたと伝えられる。


    病床の父から聞かされる話はどれも幼い頃に話してもらったものばかり。
    父は覚えているという自分が生まれた時のこと、魔女の目を見に行ったこと、大男を倒しに行ったこと、
    母との出会い、不思議な町スペクター、サーカス団の団長、戦争に行って双子を助けた話、
    そして指輪で川の主(ビッグ・フィッシュ)を釣りあげた話・・・



    テーマとも言えるすれ違う親子関係の描写として印象的なのは、スペクターについての息子の誤解。

    忙しく働いて家を不在がちだった父が話していた幻想的な町スペクター。
    息子には父が浮気の相手がいる町を御伽噺の中に取り入れているように思えてならなかったのでした。


    しかし、真実の父の姿は息子の思いもよらぬものです。
    美しかったスペクターの町はエドワードが再び訪れた時は無残に荒れていました。
    彼はスペクターの土地を自ら買い上げて保護するため、忙しく働き家を空けるようになっていたのでした。


    父のために集まってくれた御伽噺の登場人物たち。
    ファンタジックに脚色されてはいたけれど、どれも本当の話だった。
    別れを前にして自分が思っていたよりも父はもっと誠実で偉大な人物だったことを知る息子。


    亡くなったら川の主になって川に帰るんだ、と言う父。
    魚を川に放す場面はジーンときてしまいます。


    ティム・バートン監督作の中でもダークでブラックな要素の薄い(御伽噺の中の双子、魔女の予言等、あるにはあるけど)
    優しいお話だと思います。
    主演のユアン・マクレガーの配役もファンタジックな今作にばっちりはまっております。

    ※ツタヤオンラインのマイ棚で書いた感想を改ためて書き直しました。
    【作品ノート】
    「ビッグ・フィッシュ」
    原題:BIG FISH
    2003年 アメリカ映画
    監督:ティム・バートン
    脚色:ジョン・オーガスト
    原作:ダニエル・ウォレス
    制作:リチャード・D・ザナック
    音楽:ダニー・エルフマン


    出演
    エドワード青年時代(ユアン・マクレガー)[森川智之]
    エドワード(アルバート・フィニー)[石田太郎]
    ウィル(ビリー・クラダップ)[平田広明]
    サンドラ(ジェシカ・ラング)[唐沢潤]
    ジェニファー/魔女(ヘレナ・ボナム=カーター)[佐藤しのぶ]
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    テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

    1. 2012/05/28(月) 22:26:54|
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