こんな夢をみた。

    主に映画やドラマの感想をずるずると綴ってます。

    スポンサーサイト

    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。
    1. --/--/--(--) --:--:--|
    2. スポンサー広告

    映画感想「ミッション:8ミニッツ」


    【あらすじ】
    スティーヴンス(ジェイク・ギレンホール)はふと気付くと見知らぬ女性クリスティーナ(ミシェル・モナハン)と共に列車に乗っていた。自分はアメリカ軍の大尉としてイラクで戦闘の真只中にいたはずだが・・。鏡に映る自らの姿は見ず知らずの別人で、クリスティーナにはスティーヴンスが自分の夫に見えているらしい。状況が分からず混乱していると、列車が突然爆風に飲み込まれてしまう。目を覚ました彼は軍用の防護服を身に着けたまま狭いポッドのような物の中で座席に縮こまり、眼前の不鮮明な液晶パネルと対面していた。画面の向こうの女性大尉グッドウィン(ヴェラ・ファーミガ)の説明によれば、彼は今任務遂行中なのだという。会話の終わらぬ間に意識は列車の中に引き戻され、再び爆風に巻き込まれて目を覚ます。何かの故障でもあるのか、ポッドの内部は荒れており自分の身体は強張って自由が利かない。女性隊員を問い詰めると、自分が今まで見ていたものは、今朝爆発によって吹き飛んだ列車に乗っていた乗客の記憶であるというのだ。彼に課せられた任務とは、ラトリッジ博士が開発した「死んだ人間の脳から生前の記憶を再生するシステム」により死んだ乗客の最期の8分間の記憶の中に入り込み、列車に仕掛けられていた爆発物の位置をつきとめて、同一犯による第2第3の爆破を阻止するというものだった。

    なんとなく配給会社のイメージからして冒険やファンタジーというのがありますが、
    何度も何度も何度も何度も何度も・・
    繰り返されるハラハラ列車探索から爆発死亡の一連の流れに
    しつこいとかくどいとか通り越して
    私の脳裏をよぎるどうあがいても絶望の文字。
    劇中のとある映像のグロテスクさ加減が結構きつく、この流れの中で見ると気持ちが沈みます。
    (むにゃむにゃするのはやめろ・・!)

    主人公が現実において置かれている状況は、
    映画をある程度本数見てると途中からだいたい分かると思います。
    従軍していたという台詞やポッド内部の不穏な様子からして・・嫌な予感が。

    「警告:このラスト、映画通ほどダマされる。」との宣伝文句ですが、
    あのラストの描写については騙される騙されないとかじゃなくて
    意味がよく分からないと感じる人の方が多いんじゃないでしょうか。
    映画を見るにあたって騙されるというのは良い意味でも悪い意味でも
    予想を裏切られるという事であってこの場合は不適切だと思いますよと、文句を言いたい。



    問題のラストの描写。
    スティーヴンスの願いを聞きいれて女性隊員が装置の動作を切る。
    何故かその後の場面で口をもごもごやっている。
    町を歩いているスティーヴンス。



    なんだかよく分かりません。

    流石にちょっと説明不足じゃないでしょうか。
    唐突だしぼかされ過ぎててモヤモヤします。

    このラストどう解釈すべきか。
    偶然なんですが、これを見た後日、
    萩尾望都の「バルバラ異界」を読んだところかなり近い状況が出てきて、
    それを上手に説明されていたのですっきりできました。

    「ファイナルファンタジーⅩ」をクリアした経験があれば
    ザナルカンドや祈り子の夢みたいなものを思い出してみてください。

    おそらくこの映画の監督が描きたかったのも同じものだと思います。

    もしかしたらこれらの作品から影響を受けていたりして・・?


    思うに、このラストは「スティーヴンスの見る夢が実体のある平行世界に影響を及ぼしている」
    って事なんじゃないかなと。
    あるいは「仮想世界」か、もしくは「未来世界」かもしれませんが。

    それによって、彼の意思はどこかに存在している。
    作り手の思いとしては希望のあるラストとして描いているのだろうと思われます。
    おそらく。

    ジェイク・ギレンホールの演技はいつもながら上手いです。
    だから感情移入して憂鬱になるので・・。
    彼の初主演した映画で「ドニー・ダーコ」がありますが、
    そういえばあれもこの話に近いです。
    やっぱり憂鬱な映画ですが、私はあちらの方が好きです。

    ラスト手前の乗客達の最期の楽しい一時の場面で素直に終わってくれて良かったのに。
    うーん、全体的に雰囲気が好きになれません。



    【作品ノート】
    「ミッション:8ミニッツ」
    原題:SOURCE CODE
    2011年 アメリカ
    配給:ディズニー

    監督:ダンカン・ジョーンズ
    脚本:ベン・リプリー
    制作:フィリップ・ルースロ、ジョーダン・ウィン
    制作総指揮:ホーク・コッチ、ジェフ・ブロディ、ファブリス・ジャンフェルミ
    音楽:クリス・ベーコン

    出演[日本語吹き替え]:
    コルター・スティーヴンス(ジェイク・ギレンホール)[高橋広樹]
    クリスティーナ・ウォーレン(ミシェル・モナハン)[宮島依里]
    コリーン・グッドウィン(ヴェラ・ファーミガ)[藤本喜久子]
    ラトリッジ博士(ジェフリー・ライト)[中村秀利]
    デレク・フロスト(マイケル・アーデン)[土田大]
    ハズミ(キャス・アンヴァー)
    マックス・デノフ(ラッセル・ピーターズ)[青山穣]


    ブログランキング参加中

    ↑よろしければポチッと


    ミッション:8ミニッツ ブルーレイ+DVDセット

    萩尾望都
    バルバラ異界 1 (小学館文庫)
    スポンサーサイト

    テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

    1. 2012/10/18(木) 20:23:58|
    2. 映画感想・海外
    3. | トラックバック:0
    4. | コメント:0
    <<エクスペンダブルズ2のテリー・クルーズってあの人だった | ホーム | 本「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」を読んだ>>

    コメント

    コメントの投稿


    管理者にだけ表示を許可する

    トラックバック

    トラックバック URL
    http://sabakan2umai.blog70.fc2.com/tb.php/151-57743525
    この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。