こんな夢をみた。

    主に映画やドラマの感想をずるずると綴ってます。

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    映画感想「リンカーン/秘密の書」

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    【あらすじ】
    幼き日に母親を殺されてしまった青年エイブラハム・リンカーン(ベンジャミン・ウォーカー)に、待ちに待った復讐の機会が訪れる。しかし、憎き相手の正体は人ならぬ吸血鬼だった。逆に追い詰められてしまったエイブラハムは、危ない所をヘンリー(ドミニク・クーパー)という青年に救われる。ヘンリーに吸血鬼との戦い方を学んだ彼は、昼は商店で働きながら弁護士になるための勉強をし、夜は使い慣れた斧を武器にしてヴァンパイア・ハンターとなった。やがて持ち前の誠実さと演説が街で評判となった彼は政治家になり、裕福な家庭の令嬢メアリー・トッド(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)と恋に落ち結婚する。しかし、吸血鬼たちを纏め上げているアダム(ルーファス・シーウェル)によって友人のウィリアムが連れ去られてしまう。商店の主スピードと共に救出に向かうが、そこで奴隷制が吸血鬼の食料供給源として利用されている事を思い知らされる。エイブラハムは斧を捨て政治の力での奴隷制撤廃に挑むが、ついに南北戦争が開始されると、南軍に密かに投入された吸血鬼達に圧倒され、北軍は窮地に立たされる。さらにアダムの魔の手が幼い息子の命にまで及び、苦悩するが、吸血鬼兵を一掃する秘策を成功に導くため、自らも前線へ向かう列車に乗り込むのだった・・。


    【感想】
    「リンカーン大統領+VS吸血鬼」という発想があんまり奇抜なので、
    どんなヘンテコな映画なのかと思って見ましたが、
    斧を使用した動きにカンフーを組み合わせたアクションが意外に格好良く
    思ってたよりゴスっぽい雰囲気も醸してて吸血鬼映画としても素敵です。
    一方、結構な割合を占めているリンカーンの演説シーンも到って真面目なのが不思議な作りです。

    特典のオーディオ・コメンタリーによると、
    原作者さんが書店を回っていると何処に行っても、
    リンカーン大統領の関連本と、吸血鬼モノで一斉を風靡中の
    『トワイライト』シリーズが並んでいて、この話を思いついたそうな。(笑)
    因みにこの原作者さんはバートン監督の『ダークシャドウ』の脚本も書いてます。


    主演のベンジャミン・ウォーカーさんは、かなりの高身長。
    地味系のイケメンだけど老け役がわりと自然です。
    声の出し方が上手いのか・・

    彼の素顔はどっちかというと四角顔なので、
    私がリンカーンと聞いて思い浮かべる顔立ちからはちょっと遠いのですが、
    毎日メイクに約5、6時間かかったという(!)映画後半部分の姿はよく似てます。
    そんなだから終盤になるに連れ、彼だけ急激に老けて見えるのは仕方ないかも。


    ヘンリーがジャック・バーツをぶっ飛ばす所だったり
    アダムとの決着場面だったり、突然流れを変えるような場面展開が目を引きます。

    で、雰囲気の良い吸血鬼さん達について。
    目が印象的な顔立ちの方々でアダムもヴェドマ様も怪しくて魅力的ですが、
    1番気になるのがやっぱり師匠のヘンリー。
    それとヘンリーがかけてる外出用の眼鏡。
    正面と側面の光を遮る二面サングラスって感じのオシャンティーな逸品です。
    あの時代に実際ああいうデザインが有ったか分かりませんが、何となく高価そう。

    そして路地裏でエイブラハム君が見てしまったもの!
    来るタイミングが悪すぎると言うか良すぎるエイブ。
    後つけて来てたんですかね・・

    原作だともっと禁欲的な人物だそうなので、
    きっと根が紳士なヘンリーさんは、[獲物は下衆野郎だけ]と決めているのでしょう。
    (どうせならイケメンの血を吸うシーンがあっても良かったような気もしますが)
    恍惚的な吸血シーンとかその後の言い訳中の不気味な感じとか、
    ドミニク・クーパーの吸血鬼、素敵でした。

    ヘンリーの回想で分かるのが、吸血鬼同士はお互いトドメを刺せない事と、
    吸血されても死なずに自身も吸血鬼になる人がいる事。
    それで疑問なのが、
    何でただの人間だった頃の彼があんな格闘センスを持っていたのかという事と、
    どういう経緯で吸血鬼の一団に道のド真ん中で襲われる事になったのかって事ですが、
    原作者のオーディオ・コメンタリーによると
    「アダム達はヴァンパイア・ハンターのヘンリーが邪魔なので、
    もう手出しができないように吸血鬼に変えてしまう目的で追いかけていた。」という事のよう。
    つまりヘンリーは元々吸血鬼狩りをしてた人だったらしい。
    彼の人間時代と現代ライフに迫るスピンオフが見たいです・・!


    この映画の吸血鬼の設定ってどっちかというとウイルスや遺伝よりも
    呪い寄りの物のような感じがします。
    (鏡に姿が映らないし、
    リンカーンなんか顔面に返り血浴びてたのに何事もなくぴんぴんしてますし。)
    血を吸われた相手が変身するかしないかって所は、
    基本的に吸う側の意志(と力の強さ?)によるように思えます。


    本当に良い奴だったスピードさんの活躍を私は忘れないようにしよう・・。
    終盤、一人で線路を掴むヘンリーが日本語だと「早くしろ!」とぶち切れそうに言ってますが、
    オリジナル音声だと「ガアアアアア!!」と唸ってるだけです。
    心の叫びが声に出てしまったのね。


    ラストはお約束で嬉しいですが、
    現代において、酒煽って拳銃所持して「これからすることを許して欲しい」って、
    なんとなく他人を殺すんじゃなく、自分で死のうとしてる人のような気がします。
    だとすると『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』でルイ(ブラピ)が
    レスタト(トム・クルーズ)に悪魔のお誘いを受ける冒頭の流れみたいで萌え・・。(笑)
    因みに最後にバシッと背中を叩かれている人は、カメオ出演の原作者さんだそうです。
    例の手帳を見せてもらったのかしら?
    スタッフロール最初の滴る血をイメージした映像がクール。

    日本語版について少々注文があるのですが、
    吹き替えの石川さんの声はちょっと後半の老け声に違和感が。。
    この邦題だとニコラス・ケイジの『ナショナル・トレジャー2』みたいなので
    原題ままの方が直球勝負で良かったような気がします。

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    【作品ノート】
    「リンカーン/秘密の書」
    原題 ABRAHAM LINCOLN : VAMPIRE HUNTER
    2012年 アメリカ
    配給:20世紀フォックス

    監督:ティムール・ベクマンベトフ
    原作:セス・グレアム=スミス『ヴァンパイアハンター・リンカーン』
    脚本:セス・グレアム=スミス、サイモン・キンバーグ
    制作:ティム・バートン、ティムール・ベクマンベトフ、ジム・レムリー
    美術:フランソワ・オデュイ
    撮影:キャレブ・デシャネル
    音楽:ヘンリー・ジャックマン
    主題歌:リンキン・パーク『パワーレス』

    出演[日本語吹き替え]:
    エイブラハム・リンカーン(ベンジャミン・ウォーカー)[石川英郎]
    ヘンリー・スタージス(ドミニク・クーパー)[平田広明]
    メアリー・トッド・リンカーン(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)[相武紗季]
    アダム(ルーファス・シーウェル)[藤真秀]
    ウィリアム・ジョンソン(アンソニー・マッキー)[三宅健太]
    ジョシュア・スピード(ジミ・シンプソン)[小川輝晃]
    ヴァドマ(エリン・ワッソン)[朴ろ美]
    ジャック・バーツ(マートン・ソーカス)[岩崎ひろし]


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    テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

    1. 2013/08/10(土) 15:48:51|
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